THUMB & PINKY

中丸に似てるなって言われて嫌で泣いちゃう光くんがみたい

Are you ready?

 

 

KAT-TUNが充電期間に入った。

 

 

5月1日の10ksを終えた今、思っていたことや感じていたことを書き残しておこうと思います。ものすごく自己満なので時系列や、話の流れがおかしくてもスルーで。

 

 

 

KAT-TUN 10TH Anniversary Tour 10ks!

大好きなKAT-TUNの居るべき場所、ドームでのライブ。しかも3大ドームツアー。今思えば当たり前と思ってもいいくらいだけど、何分メンタル的に弱っていたから、3人でもドームでやらせてもらえるんだ、といううれしさでいっぱいだった。この時田口君のことは頭になかった。違和感なしに渋谷に掲げられた3人を見ることのできた自分がいた。むしろ誇りにすら思ったしなんてかっこいいんだろう、私の好きなKAT-TUNKAT-TUNのままだと思った。きっと悲しみなんて感じずに最高のコンサートだったといえる未来を想像してツアーがとても楽しみだった。

 

 

結論としてKAT-TUNは何人になってもKAT-TUNだった。

 

実際に行ったのは大阪を除く名古屋、東京3日間だったけど、こんなに進化が見えるライブも珍しいと思った。名古屋で物足りなく感じていた特効は東京で水とおそらくスモークが追加されていたし、中丸くんのボイパも内容がより濃厚に変わっていたし、何より3人の歌が格段にうまくなっていたなあと思う。それはピッチとかリズムとかの話ではなくて、感情がすごく伝わってくるような歌い方を3人がそれぞれしていたように感じた。特に君のユメぼくのユメ、上田くんのピアノと中丸くんのボイパ、亀の歌で構成されたプレワンは心を何度も揺さぶった。 

 

名古屋ではセトリを知らないこともあって新鮮に楽しめたと思う。

GOLDのイントロが流れ、布のたくさんついた海賊風の衣装を身に着けた傷だらけのはずの3人が真っ赤なペンライトで血塗れたドームに現れた瞬間に、このライブは最高だって確信した。(早い)

世界一ドームの似合うグループだって胸を張って言える。

うーちゃん船長に「出航だー!!」って言われたとき、中丸くんのボイパを聞いたとき、亀のサングラス芸が見れたとき、三人に銃口向けられたとき、レーザーを浴びたとき、血が騒いでどうしようもなかった。本当に自己とグループ両方のプロデュースが上手くて、なおかつバランスの良いグループはKAT-TUNくらいだって思えるほどだった。(ここまですごい盲目)

終盤に特効を出し惜しみもなく使っているのを見たとき、3人がそれぞれの道に進んでいき、メンバーカラーの光が再び集まるのを見たとき、「この人たち本気だ。」って覚悟を見た気がした。

構成とか演出の話は言うまでもなく最高としか私の拙い文章力と語彙力では言えないけど、今回KAT-TUNのライブは最高だと聞いてきてくださった他G担当の方も「行ってよかった。」「また3人のライブが見たい。」と言ってくださっているのを多く目にした。実際友人にも三人それぞれに

「上田君ってただのチンピラかと思ったら育ちの良さ出ちゃってるし、かわいさがひどい。」

「中丸くんって頼りない感じかと思ったらめちゃくちゃクレバーじゃん。女が一番好きなタイプ。」

「亀梨くんはやっぱりセクシーシンボルだけど、KAT-TUNの中だと甘えん坊で可愛いね。」

との感想をいただきましたた。公演後中丸くんの団扇を買ってくれたそうで。ありがとう!

やっぱりそんな言葉をもらったり、見たりすると3人という人数になったにも関わらず、ファンとKAT-TUNだけの空間にしたいという希望で、本当に3人だけが出演者であったドームを埋めることができ、なおかつ満足させたということやそれ以上に入りたい人がいたという事実を評価されるべきではないかと私は思うし、今後の糧になったことだろうと感じた。

 

東京3日間では何度も泣きそうになった。特に最後の挨拶はKAT-TUNがそれぞれ言いたいことを言える唯一のチャンスだと私は感じてたから、彼らの言葉を聞けることを大切に思っていた。ニュアンスでいえば上田くんは優しく、hyphenにどうあってほしいかを教えてくれた。中丸くんは充電期間に入ることへの不安や心配な点を現実的に話してくれた。亀はKAT-TUNでいることの意味と、感謝を伝えてくれた。3人が3人ともただありがとう、というのではなくそれぞれがhyphenの聞きたかったことを話してくれた。

 

 

5月1日が終わってから無性に6人の時代の映像を見たくなったり、曲を聞きたくなっている自分がいることに気がつきました。人数が減るたびに前の時代のものはあまり見聞きしてこなかったけど、亀が6人の名前を読み上げ、6人でKAT-TUNを作り、KAT-TUNになったからみんなに出会えた、と言ってくれたおかげでこの何年か目を背けてきたことがクリアに見えた気がしたから。好きな人の言葉って偉大だなあ。

6人の時はもちろん、5人になった時も4人になった時も、KAT-TUNは最高だぜ!!って思ってたつもりだったけど、私はやっとKAT-TUNに向き合えたのかもしれない。

 

 

 

 

 田口君が脱退を発表してからの約半年間と充電を発表してからの約三か月間、私はこれらの意味をずっと理解できないでいました。

それは「充電しないで。」とか「事実上の活動停止なのか。」という"理解したくない"ではなくて、そんなことも考えられないくらい漠然と「ああ、本当にやめるんだ。」「ああ、充電するんだ。」と事実に対する現実味を感じられなかったといったほうが正しいのかもしれない。とにかく充電期間に入るまでふわふわしていて、本当にKAT-TUNがどうにかなっちゃうということまで考えが追い付いていなかった。もしかしたら考えないようにしていたのかもしれない。

とはいっても、何度も思ってふとした瞬間に絶望した気持ちになることがあったし、3人が田口君に関する発言をするたびに、彼らの中で田口君という存在が大きくなりすぎていたことに気がついて、苦しくなることもあった。リリースがしばらくなかった時もあったし、コンサートが2回しか、もはややらなくなったことだってあるし充電期間も大丈夫大丈夫!と思ったと思えば、テレビやラジオ、メッセージビデオで充電期間についてのメンバーの言葉を聞くたびに「二度とKAT-TUNを見ることはないんじゃないか。」「3人がKAT-TUNを名乗れなくなるのではないか。」と何度もあってほしくないことを妄想して不安になった。なのに当日まで実際どうなるか自分でもわからなくて、もう本当に情緒が不安定すぎる。

 

いつだって本人たちから発信される言葉だけを信じることがファンとして必要なことだと思っているからこそ、KAT-TUNとしての活動が再開するのがいつなのかは誰もわからないという不透明さが、いつも胸の中にあって。

その中で私は亀が挨拶で何度も"KAT-TUN亀梨和也"と言ってくれたことが、本当にうれしかった。3人がKAT-TUNに還元できたら、という気持ちで仕事をしているというのを目にしていたから。これからは"KAT-TUN"としての仕事はしばらくお休みになるけど、"KAT-TUNの"メンバーであることには変わりはないんだなって思えた。やっと充電が必要なものなんだと少しは理解できた気がした。

 

 

 

私は中丸くんが好きというのもあるけど、比較的脱退するメンバーに対しては冷たいというか、やめたいなら辞めればいいという考えであるから、余計に充電期間という重大さに気づけなかったのかもしれない。実際脱退が発表された時も充電が発表された時も、今までのグループでの仕事がどんどん失われていった時も、目頭こそ熱くなりはしたけど、涙は出てこなかった。

ただ、悲しいだけで泣いたらいけない気がした。

泣くことがKAT-TUNのことを好きな自分を失うような気がした。

ちゃんと頭で理解できていないながらに、田口くんの決断を、KAT-TUNの決断を否定してしまうような気がした。

だけど、5月1日ドームに響き渡る円陣を聞いた瞬間ものすごくKAT-TUNが愛しくなって、胸が苦しくて涙が溢れてきて『このまま時が止まっちゃえばいいのに。』って本気で思いました。今ならKAT-TUNもいないし泣いちゃってもいいんじゃないかなって。まあそれでもどこかセーブしてる自分がいたんだけど。

でも、私は自分から泣くことはあまりないのにもらい泣きがひどいタイプだから、隣で泣いてる友人を見たり、ろばまるが泣き始めたとき本当に切ない気持ちになって、『お願いだから行かないで。』なんて思いながら3人をちゃんと目に焼き付けたいのに、涙で見えなくなるのは悔しいのに、涙が止まらなくて悔しかった。

お兄ちゃんたちを笑いながら抱きしめて引っ張ってくれたのはKAT-TUN亀梨和也で、亀だってきっと泣きたいはずなのに、最後まで笑顔でじゃあね、って舞台を後にした亀梨和也という人が、KAT-TUNでいてくれてよかったなって本当に思いました。

一方でこんな時に顔をぐしゃぐしゃにしてハグを求める甘えたな中丸くんが愛しくて、2人のことを見守って後ろをついていく上田くんが愛しくて、泣いてるhyphenに笑えーー!って、お前ら声出せーー!って、そんなこと言われたら寂しいのに、KAT-TUNが大好きだ!ばかやろー!笑うから3人も笑ってよー!ってなっちゃいました。だからかな、終わってから涙は出なくて、少しの寂しさと幸福感でいっぱいになって。

本当にどうしようもなく好きだなあって、ただそれが頭から離れなくて。

 

 

トリプルアンコでのPeacefuldays、今までで一番ピースフルでKAT-TUNと通じ合えたと思う。最後は笑って送り出すことができた。私はもうKAT-TUNを信じて一緒に戦うしかない。KAT-TUNの防御力が0ならhyphenがKAT-TUNを守ればいい。拳銃を渡された身だからね。背中は預けてください。

 

 

ずっと側にあったモノが突然消えてしまったのなら
どんな不安を抱えるだろうどんな痛みに泣くだろう?
ずっと側にあるんだと自信過剰になってしまったら
どんな仕打ちにあってしまうのだろう?


せめて永遠ではない時を一瞬でもムダにはしないとココデ約束しよう

 

ずっと描いてきたモノと違うカタチの現在であっても
いろんな愛で溢れてるいろんな夢で溢れてる
ずっと信じてきたモノはこれからもずっとこれからも

いろんな場面でチカラになるでしょう

きっといつか果てていく時と知りながら僕らは生きるだけどそれでいいんだ

 

 

失ってから気づくようじゃ遅いけど。

アイドルをただ好きになっただけでは得られない何かをKAT-TUNには貰った。

何度悲しい経験してもKAT-TUNが素敵すぎて私は夢を見てしまう。

 

 

 

世間からすれば充電期間に入るというのはごく自然なことだったのかもしれない。

KAT-TUNが充電しても関係のないことなのかもしれない。

だけど、これはKAT-TUNとっても、hyphenにとってもすごく大事な決定事項だったのだと5月1日のコンサートを終えて数日たった今、感じている。

 

 

 

今度泣くときはKAT-TUNがフル充電になったとき。

もう充電完了まで3日が経っている。

あの時は良かったねって言える未来を目指して。

そのときはKAT-TUNが見えなくなるくらい泣いてやろうと思う。

それまで、大好きな3人と3人が出来るだけ笑える世界にいられますように。